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サトウリツコのブログ

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サミュエル・ウルマンの「青春の詩」

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いつまでも歳を取らない妙薬は?と聞いたらこんなプレゼントが届きました。
私のブログを読んでくれている人達にもおすそわけです。
(絵は『わかば』の安部クンの作品です。)


 『青春(Youth)』

サミュエル・ウルマンSamuel Ullmann(アメリカ)

青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、
安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。
年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。
歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。
苦悶や、狐疑や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年
月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。

年は七十であろうと、十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。
曰く驚異への愛慕心、空にきらめく星辰、その輝きにも似たる
事物や思想に対する欽仰、事に処する剛毅な挑戦、小児の如く
求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。

  人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる。

  人は自信と共に若く 失望と共に老ゆる。

  希望ある限り若く  失望と共に老い朽ちる。

大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして
偉力の霊感を受ける限り人の若さは失われない。
これらの霊感が絶え、悲嘆の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、
皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至れば、この時にこそ
人は全くに老いて神の憐れみを乞うる他はなくなる。

 

☆ 逞しき(タクマしき)がっしりしてつよい
  怯懦(キヨウダ)おくびょうで気の弱いこと
  却ける(シリゾける)後退させる
  孤疑(コギ)疑ってためらうこと
  恰も(アタカも)まるで ちょうど
  芥に(カイに)ごみ
  曰く(イワく)言うのには
  星辰(セイシン)星のこと、辰は天体のこと
  欽仰(キンギョウ)つつしみあおぐ
  剛毅(ゴウキ)意志が強固で不屈なこと
  悲歎(ヒタン)悲しみ嘆くこと 歎は嘆と同じ
  蔽い(オオい)遮蔽する
by ritsuko1221 | 2010-06-06 19:38 | 日々 life
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